地盤調査について

2018.06.27(Wed)
家づくりのポイント

重要な要素である、地盤の状況

住宅に限らず、建物を建てる上で重要な要素である、地盤の状況。
隣同士でも区画によって地盤状況は異なることがありますので、着工前にそれぞれ専門業者に地盤調査をしてもらって、報告書を作成してもらいます。
その結果、計画建物に対して地耐力が十分でないと判断された場合、地盤改良工事や支持地盤までの杭工事などが必要になってきます。
その費用は住宅建築費用とは別途必要な費用になってきてしまいますので、土地の状況によっては、予め「その可能性もある」ということを考慮しておいていただいた方がいいと思います。

土地の状況から推測する

上記のように、あくまで個別の判定になりますが、大きく地域的な特徴として、その土地が位置する場所の地形や由来から、おおよその地盤の特徴をつかむことはできそうです。
よく、古くからの地名、小字(こあざ)等がその土地の状況を表している、ということも言われたりします。
また、新たに造成した土地等は、その前の用途によって(例えば、以前に田んぼとして使われていた土地を新たに造成した場合など)状況を推測することもできます。

今では地盤調査を行っている会社等がウェブ上で、今までの地盤調査の結果を公開しているものもありますので、そういうところもご覧になっていただけると、地域ごとのおおよその傾向等の参考になるのではないでしょうか。