万が一の時の安心保証「住宅完成保証制度」

2018.06.25(Mon)
制度・法律

住宅完成保証制度とは?

「住宅完成保証制度」をご存知ですか?この制度は、業者倒産などにより住宅の工事が中断した場合に、発注者様の被害を最小限に抑えるため保証機関が増嵩工事費用や前払金損害の一定割合を保証するものです。
また、発注者様の希望により工事を引き継ぐ業者のあっせんもしてくれます。
ちなみに、「増嵩工事費用」とは、当初工事請負金額以上に要した費用のうち保証機関が認めた実費、つまり、工事の手戻りによって増えた作業やリースの再契約費などのことをいいます。
「前払金損害」とは、前払い金と工事の出来高との差額のことで、つまり、例えば、契約金としておおよそ基礎工事費用と、木工事費用の一部に相当する金額を前払いしたのに、基礎工事だけ終わった時点で業者が倒産して工事がストップしてしまった、というような場合の、支払い済みの木工事費用に相当する金額になります。

弊社では、このような万が一に対してお施主様に安心を提供するために、住宅保証機構株式会社の「住宅完成保証制度」に登録しています。
業者登録の際は、決算書や技術者名簿、工事経歴書などを提出して、会社の経営内容や、工事履行に係る技術的能力などが審査されます。結構たいへんです・・・。

登録業者はあんしん業者

これらをクリアしてはじめて登録してもらえる訳で、いってみれば、ここに登録できるという時点で、ある程度安心して工事を任せられる業者であるといえるのではないでしょうか。
弊社のお施主様でも、保証料を追加してでも完成保証をつけたいという方は多くはないですが、それでもお施主様の安心を目に見えるかたちで提供したいと思い、毎年審査を受けて、登録を更新し続けています。

住宅完成保証制度についてさらに詳しくお知りになりたい方は、住宅保証機構株式会社のホームページをご覧になってみてください。
→「住宅完成保証制度」