地鎮祭について(動画あり)

2022.03.05(Sat)
その他

このホームページでも住宅新築工事に先立つ地鎮祭のことに触れていますが、今回はお施主様のご厚意により、その様子を動画に撮らせていただいたので、それを掲載したいと思います。

地鎮祭とは、工事中、土地を掘ったり騒がしくなるので、土地の神様にその報告をし、工事の間お静まりいただく、ということを祈願するものであり、

・建物を建てる場所を特定し、その中心付近に竹で囲った神域を設け、祭壇を設置します(これは、建設業者の方で行います)。

・三方の上に、お施主様にご用意いただいた供物を載せ、神官さんにご用意いただいたご神体を正面に立てます。

という事前準備に続いて、お施主様参列のもと、神事が開催されます。
神事の進行は、基本的に神官さんが導いてくれます。

修祓 – 降神の儀 – 献饌 – 祝詞奏上 – 四方祓 – 玉串奉奠 – 撤饌 – 昇神の儀

と続き、最後にお神酒で乾杯し、終わりとなります。
そのほか、鎌・鋤・鍬を使っての儀式を行うこともありますが、弊社の場合、特に住宅の地鎮祭の時はあまり行いません。
また、神事の後の直会(なおらい)としての宴会等も基本的に行いません。
神事全体にかかる時間としては、30分強といったところでしょうか。
祭壇の据え方や祭事の過程は、お願いする神官さんによって、また特に地域によって結構大きな違いがあると思いますが、弊社の場合、概ね上記の流れで行います。
あまりお施主様のご負担にならないように、基本は踏まえつつ、スピーディーに済ませていく感じです。

今回、動画を掲載させていただいた現場は、工場の新築工事になりますが、流れは住宅の場合もだいたい同じです。
過程全体を収めるため早送りになっていますが、ご覧ください。

(株)MTC新工場建設工事