長野市 A邸

シンプルに山暮らしを楽しむ平屋の家

長野市郊外の高原の一画、白樺と青空をバックに姿を現した杉板張りのA邸。
この敷地は国立公園内なので外装材や色の規制が厳しいのですが、「飽きがこず、周りの木立に馴染むシンプルな外観」というご希望に沿った住宅になりました。

  • 新築
  • 木造建築
  • 無垢材
  • 珪藻土
  • 薪ストーブ
  • 平屋
施主様
50代
竣工
2014年9月
工法
木造軸組工法
敷地面積
1,738.71㎡ (525.95坪)
延床面積
69.56m² (21.04坪)

南側には、広くとったウッドデッキ。
全体を屋根で覆っているので、屋内空間の延長として、いろいろな使い方ができそうです。

玄関の床には、無垢の床板とよく合う、落ち着いた色合いのタイルを使っています。
また、玄関周りをスッキリさせるため大きい納戸を横に設け、タイヤや山暮らしに必要な機器類はそちらへ収納。

玄関ホールから室内に入ると、広々としたLDK。
床板は無垢の杉板、壁は珪藻土の塗り壁です。
天井は屋根の勾配なりに杉板を貼り、杉丸太の梁を表しにしています。

LDKの一角には、畳コーナーを。
琉球畳ですっきりさせた、落ち着いた空間です。

キッチン上には、階段で登れるロフトを設けました。
構造を工夫することで、キッチンの天井高に圧迫感がでないようにしています。

ロフトから見た表しの梁。
薪ストーブ一台で、ロフトも含めた家全体が温まります。