中野市 T邸

ピアノ、エレクトーンの演奏を家族みんなで楽しめる家

壁面や瓦の色を工夫して南欧風の明るい外観に仕上がったT様宅。
同時に、全体の印象として、しっかりした重厚感、安定感がでるように設計上の配慮をしました。
所々に配したレンガ調タイルが程よいアクセントになっています。

今回、T様宅を設計するにあたって、お施主様から出たご要望の1つが、“リビングにピアノ、エレクトーンが自然に配置され、演奏を家族みんなで楽しめる家”でした。
そのご要望を実現するために、LDKに一枚の隔て壁を設け、それを背にしてピアノ、エレクトーンを置けるように工夫されています。
この一枚の隔て壁により、玄関ホールからLDKへ入った時の動線が、リビング側とキッチン側への2方向に確保され、また、階段下を利用した収納室や、キッチンの後ろに配置したバスルームをリビングから隠す目隠しの役目も果たしています。

  • 新築
  • 木造建築
  • 吹抜け
施主様
30代
竣工
2006年8月
工法
木造軸組工法
敷地面積
213.07m²(64.45坪)
延床面積
149.10m² (45.10坪)

リビング上の吹抜けが開放感を演出し、子供部屋からの小窓によって、どこにいても家族の気配を感じることができます。

LDKの横には、腰掛けるのにちょうどよい高さに設定した6畳の和室があり、中央には、贅沢に一畳分の収納式堀ゴタツ(写真は、収納時)が造り付けてあります。
この、3枚引戸を開放することによってLDKと一体となる一角は、 遊びごころのある、新しい感覚の和室になっています。

玄関を入った瞬間、みんなが驚くような広い玄関ホール。
入って左側には1.5畳の大きな収納スペースを確保し、外へ出なくてもここで暖房機の給油ができるように 給油配管がされています。
玄関ドアの外側横の2畳の収納室、キッチン裏の階段下を利用した約4畳の収納室とあわせて、 お施主様のご要望の1つだった“収納の多さ”もこのお宅の大きな特徴です。

吹抜けに隣接する子供部屋は、南北に16畳もある大空間です。
ここは、窓や入口ドアの位置を工夫し、 子供さんが小さいうちは1部屋にしておいて、ゆくゆくは2部屋に仕切れるような構造になっています。

お客様の声OWNER’S VOICE

新居に引越ししてから約半月、まだ荷物の整理など落ち着きませんが、 毎日生活しながら改めて中沢工務店さんにお願いしてよかったと実感しています。
やわらかな朝日が差し込み、夕方まで陽が部屋を明るくしてくれて、 どこにいても風通しが良いのは、図面を書いていただく段階で言われていた通りです。
私たちの要望(わがまま!?)をすべて聞き入れ、プロの技術でそれ以上のものを作って下さいました。
「お客様の大切なお金を1円でも無駄に使ってほしくない。」
私たちに言って下さったその言葉通り、なにを決めるにも一つ一つ、 納得のいくまでとことん付き合って下さったおかげで、どこをとっても大変思いのこもった家になりました。
そんな家なので、快適でないはずがありませんよね!
これからマイホームを計画している皆さん、中沢工務店さんならきっと、あなたの夢を形にしてくれるはずです。