須坂市 cafe waraku

蔵の町並みに調和した店舗併用住宅

蔵の町並みが残る商業地に建つ「cafe waraku」。
南北に並んだ棟のうち、南側が店舗、北側が住宅部分。
洗練され、落ち着いた外観が周囲の町並みとよく調和しています。
道路に面して張り出したウッドデッキも外観のイメージとよく合い、 椅子やテーブルの雰囲気を引き立てています。

  • 新築
  • 木造建築
  • 店舗併用住宅
  • 珪藻土
  • ペレットストーブ
施主様
50代
竣工
2009年6月
工法
木造軸組工法
敷地面積
613.70m² (185.64坪)
延床面積
163.52m² (49.46坪)

カフェの入口に使われているのは、蔵戸。
実際に古い土蔵に使われていたものを運んできて転用しています。 建物の雰囲気にもぴったりです。
入口の壁には、オリジナルのステンドグラス。

入口を入ると、ステンドグラスに照らされた落ち着いた空間と、南北にのびたギャラリー。
壁は、シックな色調の珪藻土塗りです。
また、照明には部分的にLEDを導入するなど、エコな設備環境になっています。

カフェ内部は、吹抜けの高い天井を生かした開放的な空間に。 濃い目の色調でまとめた小屋組みを表しにして、雰囲気を活かしています。
壁は、ギャラリーと同じく、珪藻土塗り。床は、杉の無垢材です。
上部に配置した開口部により、明りを効果的に取り込んでいます。

暖房用のペレットストーブ。
カフェ内部の雰囲気に合った色調、形のものを設置し、空間の統一感を大切にしています。
また、外に延びた煙突も、外観のアクセントとしても有効です。

カフェのホールとサンルームの境には、オリジナルで製作した格子扉。 欄間の格子ともきれいに調和しています。

住宅の内部は、明るめの色調でまとめています。
南側の窓の位置を工夫し、大きめに設置することで、北側の棟でも明るく開放的な空間になっています。
暖房には、床暖房。 設備面では、カフェ部分とともに、エコジョーズやエコウィルを使用し、光熱費を抑える工夫がされています。

設計監理:有限会社 岳建築設計 一級建築士事務所
〒384-0034 長野県小諸市新町一丁目1番28号
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